2016年5月10日火曜日

【EXルーミア特集】 1 EXルーミア学入門 2 頒布されている・いたEXルーミア同人誌 

謝罪

ブログを御覧の皆様、お久しぶりです。ルミ海苔です。
いや、更新が遅れたというか間が空いたのは謝りも言い訳もしないんですけどね。
その、終わっちゃいましたね。あの、例大祭。
例大祭で頒布されるルーミア本の特集とか、宣伝とか、広告とか、もちろんやりたかったんですよ。
ほら、『ルーミアクラスタの情報サイト的ポジション狙ってる』とか書いてありますし。
ただね。無理だった。わりと無理だった。ごめんね。
合同誌の後追いで精一杯だったよ。あと、twitterでフォローしてるサークルのRTとか。
もしかしたら同人ショップ委託してるサークルさんもいるかもしれないね。
機会があったら特集組みたいね。そう題して、『まだ間に合う!手に入るルーミア本例大祭ver』みたいな。
あー、これは口だけになりそうだなぁ。
まあ、ね。気が向いた時に更新するスタンスだからね。仕方ないね。
流行や時流に乗ろうなんて考えが甘かったよ。HAHAHA。

というわけで、例大祭お疲れ様でした!
みなさん、どんな例大祭でしたか?
ネットでした話をしなかったあの人と、少部数しか頒布されないあの同人誌と、ちゃんと出会えましたか?

みなさんが良き例大祭を過ごせたことを祈っております。

さて、話は変わって今回のブログの内容は?
そう、タイトル見ていただいた方はもうご存知ですね。
とうとうやっちゃいますよ。EXルーミア特集。
僕も結構話したいことあるですけどね。
融合させやすい神話・伝承とか。
EXルーミアの能力とか。
でもね。今回はわかりやすいところから。
どこ?
そう、外見ね。

ではでは、EXルーミア学入門と題しまして、EXルーミアの意匠・衣装に焦点をあててお話したいと思います。


1. EXルーミア学入門 ―意匠・衣装―
 
 まずは下の絵を見て欲しい。かわいいだろ? これが一般的なルーミアだと仮定しよう。
え? 頭身が高すぎる? まあまあ、細かいところには目を瞑ろうじゃないか。
一般的なルーミア

 ルーミアの意匠についての特徴といえば?
 そう、ショートカットの髪に黒っぽい服、そして、結んだリボンだね。 
 このリボンは実は御札で、その封印がもしも解かれたら、と想像されたのがEXルーミアです。
 御札が封印のシンボルとして機能していたり、わりと面白い論理の跳躍があるけれど、まあ、そこは置いておきましょう。
 そして、下の絵が、いわゆるEXルーミアとして描かれるキャラクタです。

  ルーミアとは随分違いますね。具体的には頭上の輪、背中の翼、右手に持った大きな剣、髪の毛の長さも違いますね。左手からなんか出てたりもします。
 では、一つ一つ見ていきましょう。

1.1. 頭上の輪
 
 
頭上の輪のバリエーション
頭上の輪、それはおそらく、堕天使のイメージから付与されている意匠であろうと思われます。もしくは解き放たれたリボンの居場所として調度良かったのかもしれせん。そういうわけで、この頭上の環は多くの場合紅く、タイプAのようにリボンを解いたような形で浮遊しています。なんの力が働いて浮かんでいるかは不明です。この輪はタイプBのような文字通り輪っか状に描かれている場合もあれば、また、タイプCのようにねじれている場合もあります。ねじれの派生として、メビウスの輪になっている場合もあります。メビウスの輪は裏と表がつながり、循環する構造をとっており、実世界では、例えば核融合炉でプラズマの安定化構造なんかに用いられたりするようです。意味論上は、永遠や無限の概念と深く関わりがあります。EXルーミアの二つ名が多くの場合『常闇の妖怪』であったりと、意匠とキャラクタの深い関係を彷彿とさせますね。
 また、表と裏の境界を無くした構造であることも、ルーミアのスペル『ディマーケイション』が境界を意味するスペルであることを鑑みると、闇とは境界を消滅させる力があるのではないかと勘ぐってしまいます。
 夢が膨らむ意匠ですね。

1.2. 翼
 
 EXルーミアの正体は分かりません。ですが、紅魔郷が西洋妖怪が登場するお話であることと、単純にラスボスが吸血鬼であることからか、悪魔、吸血鬼、堕天使のイメージが付きまといます。
色々な翼

 そういったことからか、EXルーミアには翼が付け加えられ、多くの場合漆黒で、タイプBのような烏の羽のような形や、タイプCのようにコウモリの羽の形などが多かったように思われます。ただ、最近は某MMDのオリジナル翼、つまりタイプAのような形も多く見られるようになりました。他にはタイプDのようなデフォルメされた悪魔の翼や3対6枚のルシフェル型も見られますね。それ以外に、不定形といえば良いのでしょうか、闇が自由に形を作る場合があります。東方新作のサグメの影響か、片翼のEXルーミアも散見されるようになりました。
 ルシフェルはサタンとも同一視される悪魔です。詳細を見ていると、EXルーミアの正体として妄想されるのも納得の人物(?)であります。EXルーミア=ルシフェルで描かれた同人誌が欲しい(願望)

1.3. 剣
 
大剣『ストームブリンガー』
EXルーミアは大剣を持っております。これは、おそらくEXルーミアの元ネタになった宵闇郷のラスボスがフランドールを意識して作られておりまして、魔剣レーヴァテインの位置に同様に剣を置いたためです。その名もストームブリンガー。
 この剣はマイケル・ムアコックのファンタジー小説エルリック・サーガに登場する自らの意志を持った魔剣です。そして、殺した相手の魂を喰らいます。
 たぶん、かっこいいから以外の理由で付与されてはいないでしょう。しかも、自らの意志を持っているとか、殺した相手の魂を食らうとか、そういった設定が生かされている2次創作を僕は見たことがありません。ですが、EXルーミアを特徴づける意匠として、しばしば共に描かれます。
 漆黒の剣で奇妙なルーン文字が描かれており、そしてとても大きいです。また、ロングソードのように中央に峰があるのではなく、少々平べったい形をしております。先は尖っている場合もあれば、無骨にまっすぐの場合もあります。モンハンとか影響ですかね。
 わりと多いのはラテン十字を元にした意匠がどこかしらに施されている場合があることでしょうか。これは、ルーミアの『聖者は十字架に架けられました』から取られているのではと思います。
まあ、西洋の剣はだいたいラテン十字をどこか彷彿とさせるんですけどね。
 ストームブリンガーちゃんとEXルーミアのどつきあい漫才とか、一度読んでみたいですね(願望2)

1.4. スカートの中の深淵

 果たしてルーミアのスカートの中はどうなっているのか、我々調査隊はその謎を解き明かすべく一路アマゾンへ。。。
 行きません。
 実は原作にめくれている絵がありましてね。中はフリルとなっております。
 ですが、EXルーミアのスカートの中を覗こうなどとは決して思っては行けません。
 なぜなら、恐ろしい目玉や怪物の口、そして、獰猛な犬が飼われているからです。
 と、描かれる数はそれほど多くはないですが、スカートの中に仕込みを入れているEXルーミアも存在するわけです。これは、人喰い妖怪であることや、また、某マンガの主人公兼ラスボスとのパロ絵が流行ったことが背景にあるでしょう(ルーミアーカード)。単純にかっこいいですしね。
 はい、スカートの中って書きたかっただけです。すいません。
圧倒的画力不足な図解
1.5. その他
 
 EXルーミアはその他にも闇がほわほわ出てたりドロドロしてたり、また完全に人の形を成していなかったりと色々します。ようは、かっこ良くて不気味で、おどろおどろしいわけです。
 
 いかがでしょうか。EXルーミアの意匠を解体してみました。難しそう? 描けない? ルーミアの方が単純なデザインで楽? HAHAHA 実は、EXルーミアにはもう一つメジャーな意匠があります。
 それがこちら↓
お手軽EXルーミア
 そう、リボンを外しただけ。
 リボン外してそれっぽいセリフを喋らせる。え? 手抜き? いえいえ、EXルーミアの解釈はあなた次第、何も先人がスタンダードを示したからと言って、それに乗っからなければならない義務はありません。それに、こういう方が好みって人もいますしね。まあ、一般的なEXルーミアはかっこいいを詰め込んだ結果、色んな所から借り物をしていてイマイチ統一感に欠けるような気もしないことはない気もします。まあ、僕は単純にお話を妄想するタイプなので、剣を持ってたり翼が生えてたり輪っかが回ってたりすると、どうして? って考えずにはいられず、そこに一筋の答えを用意できていないだけなんですけどね。ええ。
 というわけで、ゴテゴテしたEXルーミアもシンプルなEXルーミアも、是非両方とも愛でて見てください。
 1つ注意。
 単純に描いた人がリボン忘れただけの場合もありますので、感想や反応する時には一考してください。ま、どんまいだ。

 そんなこんなでEXルーミア学入門編―意匠・衣装―いかがでしたでしょうか。次、何かネタが貯まるか機会があれば能力や性格にチャレンジしていきたいと思います。
 まあ、作者に寄るレベルで色々あるので、『あ、EXルーミアの性格ってこんなんかも』って気づきがなければやらないですけどね。概ね好戦的とか、すぐ幻想郷を破壊したがるとか、そんなんしか今のとこ思いつかないし。

 では、次の章はそんなEXルーミアに魅入られて同人誌を出してしまった方々の紹介です。33.3%は僕です。
 それでは、レッツゴー!


2. 頒布されている・いたEXルーミア同人誌

 ルミ海苔は激怒した。
 かの邪智暴虐な。。。。。
 いません。そんな国王。
 でも、ちょっと不満があるのはホントです。
 探したんですよ。頒布されているEXルーミア同人誌。
 でもね。
 ないの。
 どこにもないの。
 EXルーミア全盛期だったらもっと集まったのかな。
 というわけで、ハマったのが5年遅いルミ海苔は次の5作品しか知ることができませんでした。
 情報求ム!
 気を取り直して、以下、今回紹介する同人誌一覧です。

・憂鬱バイオレンス EXルーミアVS幻想郷①②③

・春秋の理      宵闇のメイド

・ジョイフル氏    幼霊夢&霊霊夢コレクション

・VG          月読

・春秋の理      EXルーミア合同誌

・カルオス氏     宵闇の紅血

2.1. EXルーミアVS幻想郷

 はい、こちら、現物を持っておりません。EXルーミアの本を探してたまたまヒットしました。表紙しか分かりません。誰か詳細とかください。情報求ム。




2.2. 宵闇のメイド

 えー、こちらはですね。拙作でございます。
 ルーミアが紅魔館で働くお話なんですが、それからEX化します。
 僕のEXルーミアに対する1つの見解がオチです。

 なお、データロストにより再販不可、手元にあるのは数冊といった本です。懐かしい。
 余談なんですが、ルーミアが紅魔館で働くお話、絶対誰かやってると思ってたんですが、やはりおられました。(ヤブQ氏 ルーミアのお仕事 http://www.nicovideo.jp/watch/sm8610141)
 知らずに書いたんです!許してください!

2.3. 幼霊夢&霊霊夢コレクション

 こちらはですね。ニコニコ動画で投稿されています東方幼霊夢と霊霊夢の制作秘話的なお話や没案などが収められている本です。EXルーミアという存在に向き合った1人の2次創作者の試行錯誤が垣間見えてとても面白かったです。


2.4. 月読

 レアリーズ氏のEXルーミアは実は○○だったんだよなお話。
 ハートフル。

 

2.5. EXルーミア合同誌

 こちら再び拙作でございます。正確に言うと、主催させていただきました。
 おそらく、こんなに多くの人が関わっているEXルーミア合同誌は他にない一品。
 なんと、まだ在庫がございます。
 お求めの際は是非お声掛けを。
 なお、中身はもちろん僕の一存では公開できないのですが、1年経ったしね。ってことで公開しておkとなりました部分がございますので、チラっと。(http://370ml.tumblr.com/lumiaex)


2.6. 宵闇の紅血(他関連書籍)

 こちら、カルオス氏が書かれた小説『氷の精と厄の神』シリーズに登場いたしますオリジナルデザインEXルーミア、ルミーティアの合同誌です。
 なんと、このルミーティア、その後独り立ちして新シリーズ『厄の神と紅の闇』の主人公になっております。そちらも是非。
 そしてですね。なんと、ルミーティア合同第二弾も企画中だそうです。詳細はカルオス氏へおたずねください。


いかがでしたでしょうか? EXルーミアに魅せられた創作者たちの魂の結晶は?
え? 中身を見ないとなんとも?
HAHAHA、中身公開するわけにはいかないですからね~。それに、僕も知りたいものだってあるし。
これらは手に入らないものもありますが、まだ在庫があったり、活動されているサークルさんもいらっしゃいますので、気になったら連絡をとってみてはいかがでしょうか?

それでは皆様、良きルーミアライフを!
ノシ

参考文献・図書など

pixivで3年くらい見てた結果

他、該当同人誌

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当ブログでは記事を募集しております。
「俺も/私もルーミアについて語りたい!」という方がいらっしゃいましたら声をかけてください。

宛先はこちら→ tubalove782[アット]gmail.com

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